カタツムリって日本に何種類いるかご存じですか?
10種類くらい?(*‘ω‘ *)
いいえその数はなんと700種類以上です!
名前をつけるの大変だったろうなと本気で心配しています。
梅雨の時期に紫陽花の上で見かけるカタツムリはどれも同じに見えてしまいますよね。
今回当ブログでは知られざる日本に棲息するカタツムリの世界を
ご紹介していきます!
知られていないカタツムリ一覧
カタツムリは陸に棲む巻き貝です。
左巻きと右巻きに分かれていて、雄雌の区別がなく雄雌同体です。
現在日本に棲息する700種類を超えるカタツムリの中で滅多に見ることのない珍しい変わったカタツムリをいくつかご紹介したいと思います。
◎世界最大の「アフリカマイマイ」
アマゾンのジャングルには見たことがないカタツムリに出会いそうと勝手に想像していました。
なんと世界最大のカタツムリは沖縄にも棲息していました。
その大きさはなんと20cm!
繁殖力が脅威的で10日間隔で100個以上の卵を産むと言われています。
アフリカマイマイの写真はこちらのサイトで確認できます→http://netgeek.biz/archives/17076
◎世界一美しい「コダママイマイ」
静岡県の動物園が世界一美しいコダママイマイの繁殖に初成功しニュースになりました。
動物園ではコダママイマイの展示も行われています。
コダママイマイは大きさは1.3cmほどでキューバの固有種です。
殻の色は1色ではなく鮮やかなピンクやオレンジ、赤など様々です。
愛嬌のある可愛らしい容姿をしています。
あまりの美しさに販売目的での乱獲が問題になっています。
コダママイマイの写真はこちらのサイトで確認できます→http://wildlife2steps.blog.jp/archives/14711756.html
◎殻に太い毛が生えた化石みたいな「オオケマイマイ」
関東より西の本州や四国東部に繁殖しています。
1cm程度で黄~淡褐色です。
パッと見た感じは小さなアンモナイトのようです。
殻の周囲にぐるりと太い毛がびっしり生えています。
私は毛の生えたカタツムリは今までに見たことがありません。
オオケマイマイの写真はこちらのサイトで確認できます→http://biol-zukan-3.nara-edu.ac.jp/musipage/ookemaimai.html
こんなに小さいカタツムリの種類が・・・
カタツムリの平均的な大きさは2~3cm程度です。
5cmを超えると大きいサイズのカタツムリに分類されているようです。
アフリカマイマイの20cmはやはり脅威的な大きさですよね。
今度は逆に小さいサイズのカタツムリを紹介していきます!
1mm程度のカタツムリもいたりして、もはや肉眼ではカタツムリだと認識できないレベルですよね。
現在確認されている中で世界一小さいと言われているのが「Angustopila dominikae」と名付けられたカタツムリです。
発見場所は中国・広西チワン族自治区です。
その大きさはわずか0.86mm!
おぉぉっ、とどよめいてしまいます。
針穴を10匹が余裕で通過しちゃえるんですって(^-^;
想像をはるかに超える小ささです。
Angustopila dominikaeの写真はこちらのサイトで確認できます→http://factorialist.com/tiniest-snail-threads-a-needle/
さいごに
いかがでしたか?
知られざる日本カタツムリの世界、お楽しみいただけたでしょうか?
最近ドラッグストアでカタツムリパックなる美容マスクを見つけてしまいました。(^-^;
カタツムリのよだれから抽出する美容成分が肌に効くらしいのですが…
なかなか想像すると手が出ません。
最後までお読みいただきありがとうございました。