「パソコン遅い」「パソコン重い」とかで検索するとパソコンのデフラグをしようとか、クリーニングしようとか、設定を変えようとか出てきますが、そんな枝葉末節の小手先テクニックではなく、本サイトではWindows10が遅くなってしまう根本的な原因と対策をご紹介しています。
真っ先に思い浮かんでしまうのは「ウィルスに感染したのでは?」ということですが、パソコンが遅い以外に目立った症状がなければ感染の可能性は低いので、まずは以下の確認をしてみてください。
Windows10の動きを確認する方法
パソコンの速さを決める要素には【CPU、メモリ、ディスク】の3つがあります。
パソコンが遅い!と思ったら、まず「タスクマネージャー」を開いてどこがボトルネックになっているのかを確認しましょう。
キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押すと画面が切り替わるので、タスクマネージャーをクリックします。
↓これがタスクマネージャー。最初は簡易表示になってるので「詳細」をクリック。
CPU、メモリ、ディスクの上にそれぞれ〇〇%ってなってます。
これらのいずれかがずーーーっと100%になってるとパソコンは遅くなってしまいます。
ディスクが100%になってませんか?
Windows7の頃まではCPUとメモリが良ければ速いパソコンでした。
Windows8の頃からディスクという概念が追加されました。
ディスクとはHDD(ハードディスクドライブ)のことで、容量と言ったりストレージといったりしますが、500GBとか1TBとか表示される部分のことです。
「HDDがいっぱいになるとパソコンが動かなくなる」
というのは皆さんご存知なのですが、今回見ていただいたタスクマネージャーのディスクが100%になるという現象は決してHDDがいっぱいになっているわけではありません。
タスクマネージャーのディスク100%は、HDDへの読み込み・書き込み作業が全力実行中になっていることを表しています。
あなたが何もしなくてもHDDへの読み・書きは行われている
これはショッキングなことかもしれませんが、あなたは何もしていなくてもパソコンがインターネットにつながると自動的にパソコンは裏で働き、読み込み・書き込みをしています。
しかも、
Windows10はめちゃくちゃ働きます。
具体的には以下4つ。
- Windows Update
- Microsoft Store アプリ追加・更新
- セキュリティソフト更新
- PCメーカーのソフトウェア更新
ちなみにディスクが100%になってるパソコンのWindows Updateを見てみるとこんな感じ。
一応、Windows Updateは昔のパソコンでも行われていました。
しかし、Windows10のUpdateは昔の比ではないほどデータが大きくなり、頻繁に更新を行っています。
加えて、Microsoft Storeアプリの追加・更新。
これも超頻繁です。
いつの間にかタイルのメニュー増えてませんかw
スタートを押して出てくるあれのことです。
新品のパソコンでも例外ではない
さらにショッキングなことに、これは新品のパソコンであっても例外なくディスク100%は起こります。
特に型落ちで安くなっていたパソコンは要注意です!
型落ちということは、販売されてから半年~1年とか経過しているわけです。
その間のWindows UpdateとMicrosoft Storeの更新が一気になだれ込んでくるわけですね。
ディスク100%の解消方法は?
実はめちゃくちゃ簡単です。
放置するだけ。
Σ(゚д゚lll)
大真面目に本当の話です。
ディスク100%の解消方法は、Windows UpdateやMicrosoft Storeの更新が終わるのをひたすら待つ以外にありません。
どんなに時間がかかってもいずれ更新は終わります。
だから放置しておけばディスク100%は解消されるというわけです。
ただし、放置している間にスリープに入ってしまうと更新されないので注意が必要です。
スリープ時間に入る時間を「5時間」とか「なし」に変更しておかないといけません。
それと、この方法は対処療法であって根本的な解決方法ではありません。
なぜならWindows UpdateやMicrosoft Storeアプリの更新は超頻繁に行われているからです。
ディスク100%の根本的な解決方法
根本的な解決方法、それは・・・
HDDをSSDに交換することです。(専門用語で【SSD換装】と言います)
パソコンのデータを保存するHDDは言わばアナログレコードのようなもの。
それをパソコン用の大きなSDカードみたいなものに交換するわけです。
これをやると激的にパソコンが速くなります。
多少低スペックだろうが、10年前のパソコンだろうが、お構いなしに速くなります。
HDDに比べてSSDの方が読み書きするスピードが圧倒的に速いんです。
Windows UpdateやMicrosoft Storeの更新があってもすぐに終わります。
だから、HDDをSSDに交換すれば根本的な解決になるわけです。
起動時間も速くなり、インターネット閲覧、メール、Word、Excel、その他諸々のパソコン全体の動きが速くなります。
根本的な解決方法は分かった!じゃあ、どうすればいいの?
これをやるにはデータをクローンコピーして多少パソコンを分解する必要があり、ちょっと難しい作業になってきます。
自分でやってみようと思う方はマニュアル作りましたのでやってみてください。
マニュアルさえあればやってやれないことはないわけですが、プロに頼んじゃったほうが安心は安心です。
ちなみに、目安としてPCデポだと35,000円~の作業となります。
秋葉原のパソコン専門店だと、パソコン購入時に頼めばSSD代金+10,000円でやってくれたりします。(大体2万円くらい)
自分でやれば1万以内でできますが、パソコンショップで頼むと2万~4万円が相場です。
SSD換装、出張サポートにて請け負います。
ちなみに、私もパソコンサポートのプロとしてSSD換装を請け負っておりますが、Windows10のSSD換装作業は3万円でやってます。(出張作業費、SSDパーツ代、税、込々)
+1万円でWindows7を10にアップグレードすることもできます。
申し遅れました、私、ヤマザキ商店の山崎と申します。
以下、当社のSSD換装出張サポートの詳細です。
- SSD容量 500GB
- 出張可能時間帯 10:00~20:00
- 作業時間 約3時間
- 料金 30,000円(税込)
- +1万円でWin7→Win10へのアップも可能
※場合によっては持ち帰りで作業させていただくこともございます。
出張して作業しますので、持ち込んだり送り込んだりせず、ご自宅にお伺いして1日で終わらせます。
東京都東久留米市から日帰りできる範囲で対応可能です。
出張サポートのご依頼、ご質問など、まずは下記フォームよりお問い合わせください。