こちらのページでは自分でHDDをSSDに換装する方法を紹介しています。
HDDからSSDへの交換と聞くと一気に難易度が上がるように思えますが、手順通りやっていけばそんなに難しいことではないので是非チャレンジしてみてください。
ちなみに今回は初心者でもできる一番簡単な方法を書きました。
安さを追求していけば他のメーカー、他のソフトを使う方法もあります。
ですが、SSD換装の手軽さ・簡単さを重視した場合、これが確実でいちばん簡単な方法です。
これは仕事で何種類ものSSDを取り扱い、何十台ものパソコンSSD換装をしてきたパソコンサポートのプロの私が言うのだから間違いありません!
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それでは始めて行きましょう。
HDDをSSDに交換するー準備編
- SSD サムスンEVO870 500GB 必須
- SATA-USB 3.0 変換ケーブル 2.5インチ SSD/HDD用
- 精密ドライバー 推奨
- 3.5inchマウントベイ デスクトップは必須
- HDDケース
順番に説明していきます。
① SSD サムスンEVO870 500GB
数あるメーカーの中でなぜサムスンが良いかというと、SSDの性能が良くてメーカーとしての信頼性が高いということと、付属のデータクローンソフトが非常に使いやすく、エラーも出にくいという理由からです。
CrucialやKLEVVといったメーカーでもデータクローンソフトは付いてますが、メニューが多いので初心者は迷います。
またMacrium Reflect 7 Free(Home)、AOMEI Backupper standard、MiniTool ShadowMaker Freeなどのフリーソフトを使えば他の安いSSDでもデータクローンはできますが、無料ソフトは扱いが難しく初心者向けではありません。いつの間にか有料になっていることも多々あります。
容量は500GBあれば十分ですが、写真・音楽・動画などのデータをパソコンに取り込まないのであれば半分の250GBでも大丈夫です。
Amazonならプライムデーやブラックフライデーといったセール期間の安く買えるタイミングを狙う、楽天なら楽天スーパーセールや楽天マラソンなどポイントが溜まりやすいタイミングに買うとお得に購入できます。
② SATA-USB 3.0 変換ケーブル 2.5インチ SSD/HDD用
メーカーはどこでも構いませんが、データクローン時にSSDとパソコンをつなぐケーブルとして使います。
③ 精密ドライバー
ネジが落ちないように磁石がついているのと、左手で固定して右手は回転できる仕組みになっているのが使いやすいです。小さめのドライバーが家にあって、それでパソコンのネジが回せるようであればこちらは購入しなくても大丈夫です。
④ 3.5inchマウントベイ
デスクトップパソコンの場合はHDDのサイズが大きいのでこちらのマウントベイを用意しておく必要があります。SSDは基本2.5inchなのでデスクトップに取り付ける場合はこのようなアダプターが必要となります。
⑤ HDDケース
取り出したHDDを外付けHDDとして使えるようにします。HDDは容量が比較的大きいので写真や音楽、動画などを保存しておく際には重宝します。
交換したHDDをそのまま捨てるのは実にもったいないです。データを削除するのも面倒だし、どうせなら使えるようにしたいという方はケースもご一緒にどうぞ。
HDDをSSDに交換するー実践編
準備が整ったらいよいよ作業開始です。
まずはSSDとパソコンを変換ケーブルでつなぎます。
HDDのデータをクローンコピーするソフトを以下のURLからダウンロードします。
サムスンのデータクローンソフトウェア Data Migration Software(直リンク)
リンク切れの場合は公式サイトよりダウンロードしてください。
https://www.samsung.com/semiconductor/minisite/jp/support/tools/
ダウンロードできたらパソコンにインストールします。
どんどん進めていきます。
どんどん進めていきます。
どんどん進めていきます。
インストールが終わったらそのまま開始をクリックします。
ソフトが自動的にディスク容量を計算してくれます。(少し時間がかかるかも)
Dドライブにデータがある場合はターゲットディスク右側の「+」を押すことで追加することができます。
あとは開始をクリックして完了するまで待ちましょう。
ちなみにHDDのパソコンでデータクローンを行うと軽く2~3時間はかかります。なので私は夜間にデータクローンを開始して朝まで放置しておくことが多いです。
HDDを取り外しSSDに交換する
データクローンが終わったらパソコンをシャットダウンして、HDDを取り外します。
パソコンの電源アダプタを外し、バッテリーも取り外せるなら取り外しておきます。(感電したり、ショートしたりするのを防ぐためです)
パソコンの裏側のネジをドライバーで外していきます。
機種によってはネジ2本くらいでHDDが外せるものもあります。
ネットで「機種名 分解」「機種名 HDD交換」などと検索するとパソコンを分解する方法を解説してくれている方がいるので、分解に自信がない方は参考にしてみてください。
このパソコンの場合なら「SVF15N18DJB 分解」「SVF15N18DJB HDD交換」という感じです。
ちなみにこのパソコンはかなり複雑な方ですが、NEC、富士通、東芝、レノボ、ACER、ASUS、DELL、HPのノートパソコンであればここまで複雑な機種は滅多にないので安心してください。
HDDとSSDの交換ができたら元通りにネジを締めたら完了です。
電源を入れて、ちゃんと元通り起動するか確認してみましょう。
今までとは比べ物にならない速さでパソコンが起動するはずですよ!
最後に
いかがだったでしょうか?意外と簡単にできそうだなと思ってもらえたら嬉しいです。
SSD換装の肝はデータクローン作業がちゃんとできるかどうかに掛かっています。
他のメーカーよりはお高くなりますが、品質はピカイチ、データクローンも一番簡単なのでサムスンのSSDが絶対にオススメで間違いないです。
パーツを下手にケチると失敗の元となり、結局高いお金を払うことになったりします。なので特に初心者の方は安いメーカーのSSDを買わないように気を付けてくださいね。
以下、商品リンクをまとめておきます。