最近、お墓参りへいつ行きましたか?
今では「ネット墓」と言われる、パソコンやスマートフォンでお墓参りが出来るシステムや、また遠方でなかなか法要に出られない方には、パソコンやスマートフォンから法要に出られるシステムもあるようです。
ですがお盆は、少し遠くてもお墓参りへ行きませんか?
そもそもお盆って何?
お盆は仏教の行事で、日本ではこの時期、ご先祖様の魂が帰って来られると言われています。
そのご先祖様への感謝の念を祈る行事とされています。
お盆のお墓参りっていつ行けばいいの?
お盆のお墓参りには、地域により風習や行事もありますので、いつからいつまでと限定する事は難しいです。
ですが一般的には、お盆入りと言われる8月13日に、帰って来られるご先祖様をお迎えするとの意味で、お墓の前で迎え火を焚くのが一般的です。
そのため前日の8月12日までに、お墓の掃除を済ませておくといいです。
服装も見ておこう、お盆の墓参りについて
故人の方がお亡くなりになられてすぐの納骨などではないため、派手すぎない普段着で大丈夫です。
ですが、お墓は砂利道があったり、滑りやすい石段があったりする上、色々な虫がいる場合もあります。
そのため、長ズボンや歩きやすい靴で行かれるのが一番いいかと思います。
ですが地域により、お盆のお墓参りへのしきたりがあるところもあります。
親戚の方などへ事前に確認されるのが、一番間違わずにお墓参りへ行けるでしょう。
アクセサリーはつけて行ってもいいの?
一般的にはパールが無難ですが、派手ではなく控えめなアクセサリーであれば問題ありません。
ただ、お葬式や法事の席などでは赤い色は無礼だと考えられている地域もありますので、赤色のアクセサリーは避けておいた方が無難でしょう。
今年も行かない?お盆の墓参り
昔は、お正月やお盆は親戚が集まるというのが当たり前でした。
でも今は、お正月やお盆が一番忙しいというお仕事の方もおられます。
では、お盆にお墓参りへ行かないのは「罰当たり」なのでしょうか?
いえいえ、決してそんな事はありません。
宗派によっては、お盆はご先祖様が家へ帰って来られているのだから、当然お墓にはご先祖様はいらっしゃらないわけで、ご先祖様のいらっしゃらないお墓へお参りに行っても意味がないと考えられている宗派もあります。
でしたらこういう場合、いつお墓参りへ行くのがいいのでしょうか?
一番いいのはお盆の前にお墓参りをする事ですが、仕事の都合でそれも難しい時は、お彼岸などの別の機会にお墓参りされるといいでしょう。
まとめ
毎年欠かさずお盆はお墓参りへ行かれる方も、何年もお墓参りへ行っていない方も。
ご先祖様へ日頃の感謝をこめて、
今年のお盆はお墓参りしてみてはいかがでしょうか?^^