数年前、タレントの所ジョージさんが熱中症で倒れられ、それから所ジョージさんが熱中症の怖さをテレビで話しておられるので、既に熱中症の怖さをご存知の方も多いはず。
外にいても熱中症の危険がありますが、室内にいても熱中症の危険はあります。
キチンと対策をして、今年も熱中症にならず夏を楽しみたいですよね。
暑さに負けない体づくり
先ずは、暑さに負けない体を作ることも重要です。
1年を通して日頃から気を付けることが一番いいのですが、忙しくて年中は無理。
そんな方は夏になる前の、気温が上がり始めた頃から適度な運動をし、バランスのいい食事、そして十分な睡眠をとりましょう。
熱中症を予防する食べ物って何?
熱中症予防として、適度な水分補給はもちろん必要ですが、適度な塩分補給も必要です。
それは、汗と一緒に塩分も体外へ出ていってしまうため、体内の塩分量が減るためです。
◎梅干し
熱中症で失われてしまいやすい塩分やミネラルが含まれている事、また疲労回復に効果のあるクエン酸も含まれています。
◎レモン
レモンにもクエン酸が含まれています。
また、当然ビタミンCも含まれていますので、美容面にもいいですね。
◎スイカ
スイカは90%が水分です。
ここに少量の塩をふりかけて食べると、スポーツドリンクを飲んでいるようなものですね。
しかもスイカには、血流を改善してくれるアミノ酸が含まれているため、手足のむくみ改善の効果も期待出来ます。
◎トマト
リコピンが含まれている他に、カリウムや水分も豊富です。
あらかじめ対策を取っておこう、熱中症に効く飲み物は?
適度な塩分と糖分を含むスポーツドリンクは、汗で失われてしまう塩分補給も出来ます。
また、熱中症対策に牛乳も効果的です。
ですが牛乳は、運動の後にコップ1杯飲むのがオススメです。
熱中症対策には向かない飲み物は?
他の面ではいい飲み物としてあげられる事もありますが、熱中症の対策として向かない飲み物はアルコールやカフェインを含む飲み物です。
その理由は、これらには利尿効果があるため、汗をかいて水分がどんどん出ていく中で、更に水分が排出されてしまうからです。
キンキンに冷えたビール、冷た~いアイスコーヒー、暑い日にはぐいぐい飲みたくなってしまいますが、飲み過ぎには注意しましょう。
熱中症の人にはすぐ対策を?現場で使える方法
熱中症の症状としては、「めまい」「立ちくらみ」「頭痛」「吐き気」「倦怠感」「虚脱感」などがあり、熱中症が重症化すると「意識消失」「けいれん」などの症状が見られます。
厚生労働省のホームページにも熱中症についての事が記載されていますので、こちらをご覧の上、近くで様子のおかしい方がおられた時は、救急車を呼ぶなどの対処もしてあげて下さい。
◎厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170795.html
まとめ
誰にでも起こりうる熱中症。
夏は海や山など出掛ける事も多いことと思います。
楽しい思い出をたくさん作るためにも、日頃から熱中症の予防を忘れずに行いましょう。